資源配分  [資源・環境問題・生活]

生産活動に参与する経済的要素を資源とよぶが、何をどれだけ生産するために、その資源をどれだけ配分するかということ。

技術選択、生産物分配とともに経済学が解決すべき基本的問題とされている。

資源配分の問題は、もし資源が無限に存在するのであれば、問題にはなりえない。

土地、資本、労働、石油、原料などの生産資源は有限であり、希少なものであるがために、配分の問題が生じるのである。

資源配分の問題は、自由主義経済のもとでは市場機構を通じて解決される。

すなわち、生産資源は有限であり、人々のすべての欲求を満たすことは不可能であるから、ある財・サービスに対する人々の欲求が強いにもかかわらず、その生産が少なければ、それら財・サービスの価格は上昇する。

その結果、企業は生産資源を他の用途に配分するのを控え、価格の上昇している財・サービスの生産のために配分する。

市場経済における情報伝達手段である価格をシグナルとして、資源は価格の低いところから高いところへと移動するのである。

このような価格の資源配分機能が正常に働く市場では、効率的な資源配分が達成される。

資源がむだなく配分され、したがって生産が効率的に実行されており、しかも人々の欲求が最大限に満たされるような資源配分がもっとも望ましいものである。

このような配分をパレート効率的な、あるいはパレート最適な資源配分という。
update:2010年01月30日